アンプって最も音に影響が出る中継点ですね
増幅器という役割も担っていますが、スピーカーとヘッドユニットの仲を取り持つ重要なまとめ役ですね
「アンプが重要」と言われる所以はまとめ役という事なんです
司令塔はヘッドユニットである事は間違いないんだけど、チームの調和はアンプで取るんですよね
まとめ役にしっかりまとめてもらうか、ただの増幅器として終わらせるか、これでシステムの命運が分かれるのは言うまでもないですよね
とは言え、
やはり出口ではないアンプの悲しさよ
どれだけのポテンシャルを発揮していようとも、システムの音を聴いた人から「アンプが凄いですね」と言って貰える事はありませんよね
10万だろうが100万だろうがアンプって裏方だし、それを表現できるスピーカーにおいしい所は持って行かれてしまうんですよね
そこはヘッドユニットもですが、 やはり主役ってスピーカーですね
とはいえ、やはりアンプの役割って大きいです
とくの調整を自分でやる人にとっては肝ですね
音色に関しては好みの問題ですから省きますが、
大事なのは相性ですね
フロントユニットとの相性、スピーカーとの相性ですね
音色的な相性ではなく、特性的な相性
一般的に出回っているアンプは立ち回り上手なものが多いですね。その最たるものが内蔵アンプ
でも、究極の解像度を求めたヘッドユニットや、昔のマクロムやディナ(現行の知識がありません)の様な特異なスピーカーでは、一般的なアンプではまともに鳴りませんね
よりトルクに振ったり、パワーに振ったりとかの選定が大きなカギとなります
フロントスピーカーに最適とされているアンプってハイパワーアンプではないんですよね
大型のアンプは電気を食うからケーブルも太くなるし、太いケーブルはノイズ(オルタではなく)が入りやすく、どうしても音が薄まってしまう。パワーに寄ると芯の強い音は出難い
音楽性豊かなアンプには、ベーシックなパーツが意図的に使われてる印象です
あとは、ゲイン調整でコロコロ音が変わるアンプは調整が進みます
というか、ここが最大のカギです
アンプの開発者達と試聴をした際に以下の事を言ってみました
「こうしてきちんと試聴する度に、高額の仰々しい作りのアンプに対して「これいる?」「このサイズいる?」と思うんですけど?」
諸先輩たちは笑いながら
「ね」
と言ってました