「ヘッドユニットは純正でも良い音は出せます」
という店がありますが、
音の発生源であるヘッドユニットの良し悪しは、システムの監督の色として出てしまうんですよね
システム全体に与える影響はアンプよりも大きいのかなと思っています
「純正ヘッドユニットでも」をウリにしているお店でも、予算があるお客様にはヘッドユニットの交換は行ないます
オーディオをやりたいなら、オーディオ用のヘッドユニットは絶対条件です
システムの中で手を抜ける部分て無いんですが、間違ったヘッドユニットを選択してしまうと、アンプやスピーカーがそのDNAを受け継ぎますよね
良いスピーカー付けたのになんで違うんだろう?
が起きてしまうんですよね
間違ったヘッドユニットというのは、
・きちんと調律が行われていないもの
・フィルターが掛かっているもの
これって値段問わず意外と多い
純正でも… って言っているショップの中には、
「調律の取れてないヘッドユニットを入れるくらいなら」
という良心的な考えもあると思ってます
アナログオーディオでは、1DINのCDプレーヤーが主軸となっていますよね
デノン、アルパイン、ナカミチを筆頭に、クラリオンやケンウッドの中にも良いヘッドユニットが存在しています
今は外部入力でスマホやDAP等で聴く人も多いので、プリ部の性能が重要ですよね
CDプレーヤーは、プレーヤー部の性能向上にお金が掛かっているものが多い印象で、
レベルアップされたと言われる後継機でも、プリ部はそのままだったりしますし、
D/Aコンバーターが新しいものに変わっていても、1bitとか20bitとかは好みが分かれる領域ですし、外部入力がメインであれば関係ないんですよね
そういう観点から見れば、安価なヘッドでもプリとして使える機材って結構隠れています